「和」「音」

2024/03/16

芸術 感性 概念 川口荒川土手

 これ、何かわかりますか?




私には古代文字のように見えました。

今日、いつも歩く荒川河川敷散で尺八の練習をしている方がいました。
上記はその方が広げていたファイルです。

思わず、
「差支えないようでしたら写真を撮っても宜しいでしょうか?」
と尋ねたら、
「いいよ」
と快諾くださいました。

上記は、尺八の【譜面】です。

また、上記の他に、
【コンピューターの二進法のような数字の配列だけ】
を記述したファイルがありました。
その方曰く、
「楽譜を数字に直して書いた」との事。
「数字で慣れちゃったから、こっちの方が見やすい」と。

以前、「笙」の楽譜を始めて見た時も衝撃を覚えましたが、
本日の尺八の楽譜は、更に衝撃を受けました。

日本の音


そして、尺八の音色を生で聞いてみたいのでお願いしたところ、
嬉しい事に快諾してくれて1曲演奏してくださいました。

テレビでは聞いたことがありましたが、生で聞くのは初めて。
まして、マイクやアンプ、スピーカー等の機材を使用しない生の音は本当に素晴らしかったです。

尺八の音色は西洋楽器には出せない日本の音ですね。
一吹きした1音の中に様々音階の音が同時に存在し、調和を奏でている。

例えて言うと、
ピアノで指1本で「ド」を弾くと、その「ド」の高さや音しか出ませんが、
尺八だと「ド」以外の音、高低が同時に出ているのです。
私にはそう聞こえました。

1音だけで微細な領域の音の重なり合いを醸し出す日本の楽器。
日本の「音」の霊性の高さを感じました。

日本語の神秘性。
日本の音の神秘性。
日本人にしか出せない「何か」が存在していると私は確信しております。

私のマネアフラメソッド。
日本の骨格を活かした踊り方。
日本人にしか出せない「何か」を気付いてくださる方が増えると嬉しいな。



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