闘争型価値観
昨今、物質至上主義の崩壊云々と側聞します。
しかし崩壊と言っても、全てがそうなるのではなく、
個人の選択肢により進む未来が異なってくるのでは、と私は思います。
私が水面下で活動を開始した20年前から変わらなく貫いている姿勢は今も変わりません。
個の尊重、多様性等。
当初は見向きもされませんでしたが、コロナをきっかけにようやく受け入れられるようになりました。
フラダンスの世界はビジネス。
(これはフラに限らずどの分野のダンスにも言える事です。)
クムや大先生を頂点としたピラミッド型構造は、闘争型価値観に基づく西洋の近代思想、縦型の支配構造。
しかし、それは決して悪い事ではありません。
●参考コラム
【フラダンス組織構造】フラダンスインストラクター、先生になるには?給与と資格
提唱者で終わりますね(笑)
私のような、横構造の共栄形且つ協調型の在り方は、組織としては完全に成り立たず、活動も拡大しません。
しかし、私はビジネスが出来ないのでこれで良いのです。
ただ、インストラクターの量産は指導者の質の低下を招き、フラ自体の技術低下に繋がるので懸念しております。
アイハスタンスマネアは骨の使い方が理解されていないと前傾になります。
骨に乗る感覚はバレエバーで養えます。
私がコンテンポラリーフラで踊っているバレエ要素。
これは、バレエの基礎・初級程度の技術です。
この程度の内容なら、他のダンス指導者なら簡単に熟せます。
しかし、フラ指導者で完コピ出来る人は無に等しいかもしれません。
ダンス指導者を謳っている人が、片足回転、特にピルエットが出来ないのは本来問題です。
しかし残念ですが、多くのフラ指導者がその自覚すらないのが現状です。
【動画】あらゆるダンスの基礎基本【片足回転】モダンフラステッ【キーババエターン】
フラ指導者の技術の底上げ。
私の思いに賛同し真剣に考える人達が現れるのは、今の時代に求めるのは無理かもしれません。
何十年先かもしれません。
このコラムや動画が後世に残り、それを見たダンス好きな方が次世代フラとして発展してくれたら良いなと思います。
人生100年時代。
60,70からバレエを始める方も沢山いらっしゃいます。
ダンスの基礎基本をカラダで理解する事に遅い事はありません。
ぜひ、あなたも「学び」を楽しまれてください。